実は万能型!ぜひ取り入れたい旬の里芋
9月に入って、里芋の収穫が始まりましたね。
旬のものは、その時期に出やすい症状を改善してくれたりします。
是非取り入れたいですね。そこで、「里芋の効能」について調べてみました。
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里芋とは?
原産地はインド周辺と言われています。
特徴としては、「ぬめり」がありますね。この「ぬめり」の成分こそが重要な役割をします。
成分は、タンパク質と多糖類が結合したもの。
さらにルチンという酵素が含まれていて、このルチンが体内に入るとグルクロン酸に変化し、肝臓の解毒作用を助ける働きをする成分になります。
ですから料理をする際は、ぜひこのぬめり成分をしっかり取りたいですね。
(ちなみに、ぬめり成分は、食塩水で溶けてなくなってしまいます。)
ぬめり成分に含まれるムチンという成分も、胃腸の潰瘍を予防し、食物繊維も多く含むので、胃腸の働きを助け便通を良くしてくれます。
夏バテなど、夏の疲れが出やすいこの時期にピッタリの食材ですね。
オススメの食べ方は、味噌汁です。ムチンもルチンもしっかり取れますね。
1つ注意したい点が、このぬめり成分は「触ると手が痒く」なります。
この痒さの原因は『シュウ酸カルシウムの針状結晶』なのです。その針状の結晶が皮膚に刺さる事で痒みを感じるようです。ですから里芋を扱ったあとは、皮膚をこする前に石鹸でしっかりと洗い流す事が大切です。
意外に知られていない里芋の効能
外用いも薬として使用する方法ですね。
材料:里芋・(里芋と同量の)小麦粉・おろし生姜
①里芋の皮を厚く剥き、すりおろします
②里芋と同量の小麦粉とおろし生姜を一緒に混ぜて練ります
③ガーゼなどにのばし患部に湿布します。
(乾いたら取り替えて下さい)
肺炎の応急処置として里芋しっぷを使用する
肺炎の初期に応急処置として、温めたいも薬を胸に貼り付けると当座は効きます。
肩こり、筋肉痛、関節の痛みに使用する
いも薬は、熱を取り炎症を抑える作用があります。
貼り付けることによって症状を改善することが出来ます。
まとめ
このように、食べてもよし!外用薬としてもよし!最高の食材ですね。
見た目は地味ですし、剥くのも手が痒くなったり‥
いつもは避けがちの食材ですが、これを期に取り入れて見てはいかがでしょうか?